かえる丸の共働き生活

共働きのこれまでの振り返りと、これから。

保育所に入った時のこと:娘のギャン泣き

春ですね。

この時期になると、もう十数年前の保育所の入園のことを、思い出します。

特に1人目の娘の時。

まだ今よりも共働きが一般的ではなかったので、0歳児枠での4月入園も、私の娘ともう1人の2人だけだったなー、みたいな。

当時、娘を預けて復帰することに、若干の罪悪感も感じつつ、だったのですが、

保育所の先生方の明るい姿勢や、応援してるからね!といったいった雰囲気で

ずいぶんと心が救われたのを覚えています。

とは言いながら、登園の初日に、娘を預けていくのが、辛くて辛くて・・・。

娘も「ぎゃー!!!」とこの世の終わりか、というくらい、大泣きするし・・・。

娘を抱っこしている保育所の先生が「気にせず行ってくださいねー。」という言葉に従い、

「ママ、行ってくるね!」と勇気を振り絞って「行ってきます!」とバイバイ。

 

当時の0歳児の部屋は、保育所の廊下を曲がった奥の突き当たりにあったのですが・・・。

 

私が「行ってきます」と廊下の角を曲がった瞬間に、

ギャン泣きしていた娘がの泣き声が、ピタッと泣き止んだんですよね。

ピタッと・・・。

保育所の先生たちが笑って、「いやー、この子、ママの前での、行くなの演技がうまいわ!」

「見えなくなったら、ピタッとやめて、省エネやねえ!」

と笑いながら接してくれているのが聞こえてくるわけです。

赤ちゃんながらの娘の別の一面を見た、というか、それで、気持ちが楽になったのも良い思い出です。

保育所に預けた時も、子供なりに気持ちを切り替えて、プロの保育士さんと一緒に過ごすんだな、と。

私も切り替えて集中だ!(親の方が後ろ髪引かれて、なかなかできないけど・・・。)

そんな感じですかね。

 

それから約11年間、娘と息子の保育所に通いました。

もちろん親が見えなくなっても、しばらく泣いて周囲にもアピールしている根性入った赤ちゃんもいるし、すぐ泣き止んでる子もいる。

だけど、卒園まで泣き続ける子はいない訳です。笑

赤ちゃんなりに、社会に入る第一歩。

泣いてみせるのも、社会を渡っていく芸当だ!ぐらいに思って構えるのが良いかもしれませんね。

と、肩に力の入っていた当時の自分に言ってあげたい感じです。笑