かえる丸の共働き生活

共働きのこれまでの振り返りと、これから。

子供の思春期対応についての振り返り−6

まだまだ続く思春期・反抗期の振り返り。

(それだけここ数年の印象深い時期だった、ということか。。。)

 

まあ何かと大変だった思春期・反抗期の対応でしたが、親としてここはちゃんとやった、というポイントをいくつか。

 

1.ご飯はしっかり充実させた(お風呂も)

ご飯中も無言か、おかずに文句は言うんですけどね・・・。

成長期だし、ご飯っていうのは、やっぱり生活の基本だと思うので、

ご飯だけはしっかり充実させて用意した、というのはあります。

まあ共働きなので、当然に分担ですが、充実と言っても手をかけたものを作る、というよりは、

出来合いであっても外食であっても、

ご飯=嬉しい時間、とする、ということでしょうか。

食べてる間は大丈夫かな、というのがありましたね。

 

2.親の常識というよりは、社会常識・社会人の意見を伝えるようにした

度を超えたわがままに対しては、

やっぱり「それは社会では通用しないこと」として伝えるようにしました。

もはや反抗期は親を否定しにかかるものだし、

一方で父・母ともに働いている「社会人」としてそれは通用するのか、しないのか、という点は、

度を超えたものに対しては毅然と伝えるようにしてたと思います。

当然、歯ぎしりしながら、その論理に全力でぶつかってくるわけですが。。。

(その相手をするのは、あー、思い出しても、しんど、、、なのですが。向こうは若いからね。)

すぐに伝わらなくっても、数年経って、腹落ちしている部分もあったようです。

 

3. 聞き手に回る、だけどつっこんだり。深掘りはしない

たまに話してくれると、もっと知りたくなって、ついつい深掘りして聞いてしまうのだけど、

それで何回、地雷を踏んだことか。。。(学ばない私。。。)

なので、上手な聞き手に回る、共感する、という術を身につけるようにしました。

最初はうまくできなくて、、、今もできてる気はしないのですが、

「聞いてほしい時に、自分の話したいことだけを話したい、それを聞いてくれる」というのが

うちの子は大事だったかもしれません。

 

4.危機の時はちゃんと真剣にに対応する

危機と言っても、、、「学校の、部活の、あれをなくした、やばい」とか

「先生に買い食い見つかった、やばい、どうしよう」とか、

まあ本人にとっての危機、一大事なんですけどね。

そういう時は、泣きが入って相談してくるので、あーまだまだ子供だなあ、と思いながら

突き放すようなことはせずに、

ちゃんと助言をする、一緒に探す、解決のヒントを一緒に考える、親として先生に電話する、など

時間を問わず、ちゃんと真剣に対応するようにしていました。

(さっきまで悪態ついていたくせに、、、と、腹の中では、フツフツとするものはあるんですけどね。。。)

そうすると、ぼそっとあとで「あの時はありがと。。。」と言っては、

すぐ部屋に戻ったりして、あー、少しはわかってんのかな、というのもありました。

 

5.親も完璧ではないのだ、と伝える

色々な口論をしてもめるわけなのですが、「親だって不完全なのである」というのは

伝えるようにしてました。

なので、なんでもかんでも満足のいくように対応できないし、

それを期待されても困る、努力はするが、ということでしょうか。

逆に私たちも子供に完璧を求めていない、ということでしょうか。

得て、不得手、強み、弱みがあっての人間ですから、その集合体の家族が

完璧に機能するなんて、ないですよね。

思春期・反抗期はそこの期待値も高いから、反抗もしたくなるんですかね。

だけど、完璧じゃないからできないし、言われたら傷つくんだ!ということなのです。

 

ふー、なんて修行の日々だったのだ、、、と書きながら思いました。

 

(もう少し続く)

 

 

子供の思春期対応についての振り返り−5

まだまだ続く子供の思春期・反抗期の振り返り。

やっぱり思春期・反抗期の時期って、家がビミョーな感じになるし、やっぱりしんどいんですよね。

辛かったなー。

そんな中で救いになったというか、助けになったのは、やっぱり同じ年頃を持つママ友さんとの交流でしょうか。

まあ、ママ友さんと言っても、そんなに深い付き合いじゃなくても、

ちょっと高校の懇談会に行った時の雑談とか、

部活の大会の応援で会った時の雑談とか、

そんな短い時間での交流でもほんと救われる気持ちになりました。

なぜなら「思春期あるある」「ウチもそう!」という話ができるから。

 

「ウチなんかねー、部屋がぐっちゃぐっちゃで汚部屋よー」(ウチも!)とか、

「ズーーーっとスマホ見てるわ。全く話してくれない」(ウチも!そうそう)とか、

「ウチなんか、男の子だから、壁を蹴って凹んでしまったわ」(おっと!)とか

 

あーどちらのお家も大変なのね、大変だよね、と言い合う時間の連帯感。

うちだけじゃないんだ!というのが、本当に助かった感じです。

 

あと会社の先輩・後輩の人たちとの交流でしょうか。

先輩の皆様から「いつか必ず終わるよ」という達観したお言葉。

そして、ちゃんと社会人をやっている若者・後輩の皆様からの

「自分の思春期、反抗期時代のお話」

えーーー、こんなにちゃんと社会人やってるのに、反抗期なんてあったのね!

うちの子もいつかこうできるのかしら。できるのかも!

 

その意味では思春期・反抗期の時期は、親も、横のつながり・縦のつながりをちゃんと持って、

「これは一時期のことなのだ」と思いながら

子育ての集大成のような意味で、逃げずに、でも向き合いすぎずに、

うまくガスをぬきながら、付き合うのが良いのかもしれません。

その真っ只中にいる時は、それも難しかったな、と思うのですがね・・・。

 

子供の思春期対応についての振り返り−4

こないだから、しつこく続く、子供の思春期・反抗期の振り返り。

今後は親として態度を崩さなかった一線や言葉集。

 

「なんでウチはウチって勝手にルール決めるの?」

という問いに対して

「なぜなら、この家はパパとママの所有だし、あなたは扶養されている身だから」

「扶養されず、自立をしたら、そこは自分で家を借りて、自分でルールを作ればよろしい」

「扶養されている間は、そのルールに従うのが、我が家のルールである」

 

「なんで他の子は親に忘れ物を持って来てもらえるのに、我が家はダメなの?」

という問いに対して

「親はこうあるべき、と決めつけてはいけない。パパとママも、あなたがこうあるべき、と決めつけないように努力をしている。」

 

「パパとママの作るお弁当はダサくて嫌だ」

という苦情に対して

「では、お弁当の材料費をわたすので、自分の好みのお弁当を自分で作りなさい」

(結果、高校生ぐらいから自分で作っておった。。。)

 

まあ、こんなシンプルなやり取りにはならないんですけどね。。

あまたの攻防があり、こういう軸を持つに至った、というところでしょうか。。。

 

極め付けは

「ママの二の腕はなんでそんなに太いのか。他のお母さんはもっと細いのに」

ほっといてよ。。。涙

親を否定するのも親離れ・自立の一歩なのでしょうがね。。。

親だって傷つくんだぞー、というのも折りに触れて伝えてました。

子供の思春期対応についての振り返り−3

この間から書きとどめている子供の思春期・繁忙期の備忘録。

反抗期とはいえ、子供に言われて「なるほどなー」と思った言葉集。

 

「決めつけないでほしい」

な、なるほど。。

確かにママも、会社で女だから、とか、年配だから、とかで決めつけられたら嫌だよ。

決めつけないようにしよう、と思った一言でした。

逆に親のことも、こうあるべき、とは、決めつけないでね、とは伝えましたが。

 

「自分でもわからないけど、なんかイライラするんだよ」

そ、そうだよね。。

自分でもコントロールできないから思春期なんだよね。

そういうよく分からない時期なんだよね。。

 

「過去のことは言わないでよ」

た、確かに。。。

過去に怒ったことを、また蒸し返されたら、それは嫌だよね。

一つずつチャラにしていけば、お互いいいよね。

 

「なんかパパぐらいの年代の男の人、全部きらい」

そ、そんな・・・。

でも思春期ってそうなのかな。

今は仲良しだけど、当時は、そんなもんか、、と妙に納得。

 

「夕食のメニューが充実してる日は、帰るのが楽しい」

真理だ。。。

ママも仕事で嫌なことあっても、ご飯が充実しているとそれだけで救われることあるよ。

きっと学校や仕事でいろいろ頑張ってる分、家の夕食はみんなの楽しみだよね。

 

などなど。

思春期・反抗期は、深く考えずにご飯・睡眠など基本をちゃんとしてれば良いのかな、と感じたところです。

 

(もう少し続く)

 

 

子供の思春期対応についての振り返り−2

前回から思い出しながら書いている、1人目の子供の思春期・反抗期について。

まずは「乱暴な言葉」を吐くようになったと書きましたが、

それに加えて「親と話さなくなった」というのもありましたね。

こちらから聞いても、まともに答えてくれないし、

たまに話しかけてきても、親の返答が思い通りじゃないと、怒る。

もしくは必要以上に踏み込まれると、逆に、黙る。

なんとも、距離の取り方が難しい時期でした。

それでいて、話を聞いてない!とか言って、急に怒るし。

 

で、あまり話さなくなると、やっぱりこっちも、日常で何が起こっているのか、

わからなくなるから、少しは心配になるワケです。

かといって、まともに話もできないし・・・。

まあすごく悪いことはしてないだろう、とは思うのですが、心配なワケです。

 

そこで役に立ったのは、意外にも我が家の「食」に対する方針。

特に中学生の間は成長期なので、しっかり食べて欲しく、

そこは買い食い含めて「ケチらない」と決めていので、

部活帰り・休日とかの「食べ物」に使ったお金は、お小遣いとは別にちゃんと精算するよ、と伝えていました。

ただし、「レシート」を持って来たら、という条件付き。

 

そしたら、まあ律儀にレシートをためて、所持金がなくなると、

精算のためにレシートの束を出して来るワケです。笑

経費精算の会社員のように。。。笑

 

そうすると、、、

「あ、コンビニで肉まん食べてる」とか

「あ、部活前にスーパーの蕎麦買ってる」とか

買い食いの行動パターンが見えて来るワケです。

なあんだ、親が心配するほど変なことしてないじゃん、、、とか。

週末に友達と遊びに行ってくる、と出かけたけど、

あ、チーズバーガー食べてる、アイス食べてる、とか、ほぼ「食べ物かい!」と。

親も滅多に行かない「スタバ」いってる、とか。。。

 

こういう行動パターンがレシートを通じて見えると、

反抗してても「まだまだ子供だよなー」という、ちょっとした気休めにもなり、

有り難かったな、と思うところです。

 

あわせて親として、食べるものに不自由させないようにしてる、というメッセージも、伝えることができたのかな、とは思うところです。

 

ちなみにこの運用はいつまで続けたか、というと、中学生までです。

この運用でなんとなく1ヶ月に使う買い食いのパターン・金額が見えたのと

レシートの集計をするのも面倒くさくなっていたので、

高校生になったのを機に、1ヶ月のわたしきり・定額制として、お小遣い制に切り替えた感じです。

 

そうすると、今度は節約を学んでましたね。

「気軽にスタバ行ってたけど、高いわー」とか(当たり前や!)

「クーポン使ってマクドで安くする」とか。

 

そういうのも変化と成長を感じたところでもあります。

この変化で、思春期・反抗期というのも、一歩一歩付き合う必要があるのだな、と感じたのを覚えています。

 

(もう少し続く)

子供の思春期対応についての振り返り−1

共働き夫婦で子供2人。

ようやく1人目の子供が大学生になり、お金以外の肩の荷はおりつつある(はず)。

とはいえ1人目の反抗期はなかなかのもので、いつの間にか終わってた、というのは先日のブログに書いたけれど、

やっぱり思い返しても

「思春期・反抗期はしんどかったなー」

 

まあこちとら、年齢の老化とともに体力は無くなるし、向こうは元気だし、

更年期だし、中間管理職?だし、もー、家でも反抗されても

たまんないよ、というのが心境でした。

思い悩んで、Chat GPTに「思春期の子供にどう接したら良い」と聞いてみたりするも、

答えはでない。

だいぶ迷走しておる。。。

 

まず、最初の兆候としては、言葉づかいが乱暴になったんですよね。

「うざい」とか、「うるさい」とか。

当時はその時点で免疫がないから、ショックなんですけど、

だんだん気がついてきたのは、

子供も吐き出す先がないから、家で吐き出しているんだろう、ということ。

お友達付き合いとか、SNSとか、そういう、いわゆる「学校」や「外」では

差し障りのない、なんなら「陽キャ」を演じているけど、

演じているのにも日々のストレスも溜まるのだろうと。。

キャパを超えた部分を家で吐き出しているのであろう、、、と。

そう捉えて、言葉づかいにはうるさく言わないでおこう、、、と。

だって、まだ自我が確立していないからね、、、と。

 

そうは、思うのですが!!!

 

やっぱり大人でも、親でも傷つくのですよ。

そういうことを言われると。

特に仕事で疲れた日に、追い討ちで、家でもそういうことを言われると。。。

なので、親としてもキャパオーバーになりそうな時はありました。

 

なので、つい乱暴な言葉を吐く思春期の子供の状況は理解はするけど、

「嫌な言い方をされたら、親でも嫌なのです。」というのは

はっきりと伝えるようにはしてました。

極力、同じ土俵に上がらないように、「乱暴な言葉」ではなく「綺麗な言葉」で。。。

 

それが忍耐の日々ではあったのですが、そこはもはや修行でしたね。

精神修行。

 

もう仕事に行くとホッとして、

話のわかる大人ばっかりー、多少の揉め事があっても、まあ思春期の子供より全然まし!!

みたいな感じで、

朝、子供に嫌なことがあっても、

仕事に集中してたら夕方までは忘れていられる、みたいな感じで、

本当に仕事をしていてよかった!!!と心底思った時期でしたね。

 

次はもう少し振り返りも含めて、どういう対処をしていたのか、思い出しながら

書き留めてみようと思います。

 

(続く)

 

思春期、反抗期はいつか終わる

共働き、子2人。

上の子は今年の春から大学生。

(進学でバタバタしておりブログが書けなかったのだけど、、、大学受験の件はいずれ書くとして。。)

上の子の思春期・反抗期は思い返せば中学1年生から始まった。

そこから反抗のピークを経て、高校3年ぐらいまで続いたかな、、、というロングラン。

精神的にもくるし、どうやったら収まるのかもわからず、ただただ耐える・見守るのみ。

子育て経験者からは「いつか終わるよ」と言われてはいたものの、「いつやねん・・・。」と思い続けた日々。

ほんま辛かった・・・。

 

それが、、、大学受験を経て、大学の入学式が終わり、気がつくと「あれ?」

なんか普通に会話できてる。

あれ?なんか普通にご飯があることに感謝してくれてる。

あれ?部屋も掃除し始めた。

あれ?親の苦言を「はいはい」と言いながらも、なんか聞いてるっぽい。

バイトも始め「お金を稼ぐのが大変だということがわかったよ」と言い出してから、

あれ?お金の使い方も妙に節約思考に。

 

あれ?

これって思春期、反抗期って終わった?

あれ?

終わったっぽい。

なんか平和。

 

もちろん揺り戻しもあるだろうけど、そういうのを経ながら、着地した、着地していく感じ。

これが子供が大人になる、ということなのでしょうか。

 

もちろんこれから大学の単位やら、就職やら、変化は来るだろうけど

子育てのゴールに向かって、見守っていくのが親の役目に完全になっていくのも見えてきた。

 

ほんまに思春期、反抗期って終わるんや!!!と思った春でもありました。

 

まだ小6の下が控えてるけど・・・。汗

いろいろな変化の春、でもあります。