今年はマメに読んだ本を記録していこうかな、と思うのですが、
十数年ぶりにSFを読んでみました。
もともと宇宙関係は壮大すぎて好きなのと、
昨年は中国・ローマの歴史物を散々読んだので、
そろそろ違うジャンルに行きたいな、ということで。
まずは、ジェイムズ・P・ホーガンの「星を継ぐもの」
ネタバレは避けつつも、本の帯程度の情報でいうと、
人類が月面で宇宙服を着た死体を見つけたものの、
それがなんと人類が宇宙になんか行けっこない時代の「5万年前」の死体だったから、
さあびっくり。
しかも遺伝学上は今の人類と全く同じ。
さてはて謎は深まって、、、という感じの謎解きのSF。
言語学・生物学などいろんなチームが真実に迫るのがなかなか専門的。
謎が解けたと思ったら、また謎を呼び、最後まで謎解きが繰り返される
なかなかに面白い展開でした。
https://www.amazon.co.jp/星を継ぐもの-創元SF文庫-ジェイムズ・P・ホーガン/dp/448866301X
三部作で、お正月から目が痛くなるぐらい三冊一気に読んでしまったのだけど、
やっぱり一部が一番面白い。
ちなみにシリーズ第二部は「ガニメデの優しい巨人」
三部は「優しい巨人」
いずれも1980年代の本だけに、特にシリーズ3部目は部下と上司の関係がパワハラ的?とか、ジェンダーの書き方はちょっと古臭い?と、働く女子観点からは気になる点もあるけれど。笑
それも時代ですね。
シリーズ1作目は特におすすめで、アマゾンでも高評価なのはうなずけます。
次は何を読もっかな。