かえる丸の共働き生活

共働きのこれまでの振り返りと、これから。

共働きの環境の時代変化

今、こうして振り返ると、共働きを取り巻く環境も変わったなあ、ということ。

これからも変わり続けるんだろうけど、少し振り返ってみたいと思います。

 
仕事の大先輩のAさん。
正確な年齢は知らないけど、もうすぐ引退???ぐらいのご年齢。
 
妊娠した当時、当たり前のように上司に「じゃあ辞めるんだね。」と言われたそう。
(40年ぐらい前か・・・?お年を勝手に推測。すみません。)
 
働き続けたかったAさんは働き続けることを交渉するも、専門職から当たり前のように事務職に配置換え。
だけど「残業もしてよね」との要請で、当時は保育所も少なかったため、働き続けたい近所のワーキングママの有志で無認可保育所と交渉し、なんとか預け先を確保。
 
子供が学校から帰っても、家には居てあげれないから、その分、お友達が遊びに来てくれやすいように小学校の近くに引っ越したり、働くお母さん同士でお迎えや夕食を協力したり。(スマホもない時代、ネットワーキング力、すご!!)
 
そうやって働き続けてきたのよ、と、ぽつりぽつりと話してくれる。
悔しいこともいっぱいあっただろうけど、そういうこともあったのよ、と淡々と教えてくれる。
 
仕事の後輩のBくん。
奥さんと共働きで、今度、Bくんが育児休暇を取ることを決めたそう。
「職場に迷惑をかけないか心配なんです・・・。」と相談してきてくれた。
 
5年ぐらい前は、女性からその相談を受けることが多かったけど、ついにこんな時代がきたのね!!!と感動を覚えつつ、男女の区別なく、私は言いたい。
 
自分のやっていることは、エゴではなく、絶対、次世代のためになる。
そう思ってやってほしい。
 
Aさんが働き続けて私たちに道を作ってくれたように、Bくんも道を作ってる。
 
それが自分の次の世代、そして子供たちに、より自由な世界を残すことになる。
 
私の娘が「女性だから働き続けられないよね。」と言われたら悲しいし、私の息子が「男だからずっと働き続けてね。」と言われても悲しい。
 
性別に関係なく、個人としてより選択肢の多い、自由な社会になってほしい。
 
その社会を子供に残すため、と思うと勇気が出ませんか?
 
だからBくんも、職場に迷惑なんかじゃなく、その行為自体が次の良い社会を作ってるんだと、勇気と自信と誇りをもってほしい。
 
そんなAさんとBくん、その間に自分がいると思うと、なんだか不思議な感じ。
(私は道をつなげることができたのだろうか・・・。わからない・・・。)
だけど、その間にいると思うだけでも、それはそれで誇らしい。
 
良い1日を!