仕事で本当に本当に、本当に嫌なことがあった。
悲しくて、怒りもあるし、もう本当に嫌な嫌なこと。
悔しくて、仕事が終わっても、怒りと悲しみが消えず、家でついつい涙が出てしまった。
こっそり泣いていたつもりなのに、息子が察知。
あ、しまった。ごめんね、心配かけて、と思ったら、ふっと見ないふりをしてくれた。
それだけでも有難かったのだけど・・・。
私が普通に戻って、私が何気に洗濯物を畳んでいると、何気にやってきて
「ママ、あのね、嫌なことがあったら、どうしたらいいか教えてあげる。」
「まずはな、そういう時はな、やめたらええねん。」
「でな、一旦やめてな、自分が元気になったと思ったら、また始めたらいいねん。」
「でもな、どうしてもやめれへん時あるやろ。大人やしな。そういう時はな、楽しいことで気を紛らわすねん。」
「なんか面白いこととか、考えてみ。そうしたら、楽しい気分になっていくで。」
「あとな、笑って脳をだますねん。」
「そうしたら、脳が間違って、楽しい!と思うし、ほんまに楽しくなるはずやで。」
ゆっくり、かんで含めるように言ってくれました。
嬉しさのあまり、涙が出る私・・・。
「有難う。本当に元気でたし、ママはこんなに優しい子のママでよかったわ。」
「俺もママの子で幸せやで。」
息子によって、嫌な嫌な気持ちが、息子との良い記憶に置き換わって、心の底から本当にありがたかった。
本当にしんどく、嫌な思いをしたので。
有難うね、息子よ。。ママは救われた思いです。
一つのところに、もう20年近くいる。
そろそろ引き際を考え始めようかな、とも思いました。