かえる丸の共働き生活

共働きのこれまでの振り返りと、これから。

子供の思春期対応についての振り返り−2

前回から思い出しながら書いている、1人目の子供の思春期・反抗期について。

まずは「乱暴な言葉」を吐くようになったと書きましたが、

それに加えて「親と話さなくなった」というのもありましたね。

こちらから聞いても、まともに答えてくれないし、

たまに話しかけてきても、親の返答が思い通りじゃないと、怒る。

もしくは必要以上に踏み込まれると、逆に、黙る。

なんとも、距離の取り方が難しい時期でした。

それでいて、話を聞いてない!とか言って、急に怒るし。

 

で、あまり話さなくなると、やっぱりこっちも、日常で何が起こっているのか、

わからなくなるから、少しは心配になるワケです。

かといって、まともに話もできないし・・・。

まあすごく悪いことはしてないだろう、とは思うのですが、心配なワケです。

 

そこで役に立ったのは、意外にも我が家の「食」に対する方針。

特に中学生の間は成長期なので、しっかり食べて欲しく、

そこは買い食い含めて「ケチらない」と決めていので、

部活帰り・休日とかの「食べ物」に使ったお金は、お小遣いとは別にちゃんと精算するよ、と伝えていました。

ただし、「レシート」を持って来たら、という条件付き。

 

そしたら、まあ律儀にレシートをためて、所持金がなくなると、

精算のためにレシートの束を出して来るワケです。笑

経費精算の会社員のように。。。笑

 

そうすると、、、

「あ、コンビニで肉まん食べてる」とか

「あ、部活前にスーパーの蕎麦買ってる」とか

買い食いの行動パターンが見えて来るワケです。

なあんだ、親が心配するほど変なことしてないじゃん、、、とか。

週末に友達と遊びに行ってくる、と出かけたけど、

あ、チーズバーガー食べてる、アイス食べてる、とか、ほぼ「食べ物かい!」と。

親も滅多に行かない「スタバ」いってる、とか。。。

 

こういう行動パターンがレシートを通じて見えると、

反抗してても「まだまだ子供だよなー」という、ちょっとした気休めにもなり、

有り難かったな、と思うところです。

 

あわせて親として、食べるものに不自由させないようにしてる、というメッセージも、伝えることができたのかな、とは思うところです。

 

ちなみにこの運用はいつまで続けたか、というと、中学生までです。

この運用でなんとなく1ヶ月に使う買い食いのパターン・金額が見えたのと

レシートの集計をするのも面倒くさくなっていたので、

高校生になったのを機に、1ヶ月のわたしきり・定額制として、お小遣い制に切り替えた感じです。

 

そうすると、今度は節約を学んでましたね。

「気軽にスタバ行ってたけど、高いわー」とか(当たり前や!)

「クーポン使ってマクドで安くする」とか。

 

そういうのも変化と成長を感じたところでもあります。

この変化で、思春期・反抗期というのも、一歩一歩付き合う必要があるのだな、と感じたのを覚えています。

 

(もう少し続く)