前回から思い出しながら書いている、1人目の子供の思春期・反抗期について。
まずは「乱暴な言葉」を吐くようになったと書きましたが、
それに加えて「親と話さなくなった」というのもありましたね。
こちらから聞いても、まともに答えてくれないし、
たまに話しかけてきても、親の返答が思い通りじゃないと、怒る。
もしくは必要以上に踏み込まれると、逆に、黙る。
なんとも、距離の取り方が難しい時期でした。
それでいて、話を聞いてない!とか言って、急に怒るし。
で、あまり話さなくなると、やっぱりこっちも、日常で何が起こっているのか、
わからなくなるから、少しは心配になるワケです。
かといって、まともに話もできないし・・・。
まあすごく悪いことはしてないだろう、とは思うのですが、心配なワケです。
そこで役に立ったのは、意外にも我が家の「食」に対する方針。
特に中学生の間は成長期なので、しっかり食べて欲しく、
そこは買い食い含めて「ケチらない」と決めていので、
部活帰り・休日とかの「食べ物」に使ったお金は、お小遣いとは別にちゃんと精算するよ、と伝えていました。
ただし、「レシート」を持って来たら、という条件付き。
そしたら、まあ律儀にレシートをためて、所持金がなくなると、
精算のためにレシートの束を出して来るワケです。笑
経費精算の会社員のように。。。笑
そうすると、、、
「あ、コンビニで肉まん食べてる」とか
「あ、部活前にスーパーの蕎麦買ってる」とか
買い食いの行動パターンが見えて来るワケです。
なあんだ、親が心配するほど変なことしてないじゃん、、、とか。
週末に友達と遊びに行ってくる、と出かけたけど、
あ、チーズバーガー食べてる、アイス食べてる、とか、ほぼ「食べ物かい!」と。
親も滅多に行かない「スタバ」いってる、とか。。。
こういう行動パターンがレシートを通じて見えると、
反抗してても「まだまだ子供だよなー」という、ちょっとした気休めにもなり、
有り難かったな、と思うところです。
あわせて親として、食べるものに不自由させないようにしてる、というメッセージも、伝えることができたのかな、とは思うところです。
ちなみにこの運用はいつまで続けたか、というと、中学生までです。
この運用でなんとなく1ヶ月に使う買い食いのパターン・金額が見えたのと
レシートの集計をするのも面倒くさくなっていたので、
高校生になったのを機に、1ヶ月のわたしきり・定額制として、お小遣い制に切り替えた感じです。
そうすると、今度は節約を学んでましたね。
「気軽にスタバ行ってたけど、高いわー」とか(当たり前や!)
「クーポン使ってマクドで安くする」とか。
そういうのも変化と成長を感じたところでもあります。
この変化で、思春期・反抗期というのも、一歩一歩付き合う必要があるのだな、と感じたのを覚えています。
(もう少し続く)