我が家の廊下には、高校生の娘と小学生の息子の「赤ちゃん」「小さい頃」の写真が三枚ずつ、飾ってあります。
ふと、なんとなーく飾ったものなのですが、大きくなった今、「写真を飾る」効用がいくつかあることに気がつきました。
ちょっと、その効用をまとめてみます。
1.赤ちゃんのころ可愛いねー、などの言葉が、普段の会話に組み込まれる
写真が飾ってあると、たまーに歯磨きしながら、子供とこういう会話になるわけです。
そうすると「今は?」「まあ、今も子供は可愛いよね。」とか、そういう会話にもなり。
改めて子供も「自分は可愛がられているのだ」という事実を自然に認識できているように思います。
2.思春期の親のもやもやが乗り切れる(気がする)
思春期の子供は、まあ親に悪態をつく、態度が不遜など(笑)、なんやねん!ということも多い訳です。
そういう時に、ふと「赤ちゃん」の頃の写真があると、「あ、こういう時もあったなー」とか、「この時はここまで大きくなるなんで想像もつかなかったなー」とか、ある意味、今も成長の一過程であることが、認識できる気がするのです。
それで、なんとなーく、もやもやが吹っ切れるというか、今のこの時だけを見て、子供を判断するのも良くないよなー、と思えたり。
ある意味、親サイドが冷静になるきっかけにもなるかな、と思います。
3.単純に眺めていて可愛いから和む
フツーに、赤ちゃんの頃の写真って、やっぱり可愛いんですよね。
飾ってあると、スマホを開くとか、アルバムを開くとかのアクションなしに、自然に目に入るので、疲れた時に「あー、赤ちゃん時代、可愛いなー。 」と和む訳です。
で子供の寝顔見たりすると、「あ、赤ちゃんの時と、感じが一緒やん!!!」と思ったり。
いずれも大したことではないですが、子供の写真を飾る、という点で、ゆるーい上記のような効用があるので、ちょっと書いてみました。
特別感、大事に感、インテリア感を出すためにも、ちゃんと上等な額縁に入れるのが、より効果を上げるポイントかもしれません。
忘れがちな赤ちゃん時代、よちよち時代。
頑張ってきたなあ、という想いと共に、大事な思い出になりつつあります。