かえる丸の共働き生活

共働きのこれまでの振り返りと、これから。

いつまで働くのか問題:働く女性の場合。

最近ずっと考えている「いつまで働くのか問題」。

よくブログや本などでも「アーリーリタイヤメント」「FIRE」など、色々ありますよね。

私の場合、何かを決断するときに、まず情報収集、その上で情報を咀嚼、そして自分に当てはめ、色々考える、というステップを踏むのだけど、そこで気がついた点が一つ。

これらの本や情報の発信は圧倒的に男性が多い、ということ。(日本の場合)

日本で女性が「アーリーリタイヤ」や「FIRE」を綴っている本や情報というのは圧倒的に少ないように思います。

まあ、これは女性の社会進出がまだ成熟していないという背景もあるのだろうけれど、その他の要因もある気がする。

まず男性の方は、FIREは「働かなければならない」という、男性の固定観念からの脱却の行為でもあるということ。

なので、FIREは、ある意味、自由になる行為でもあるんですよね。

一方で女性の方は、「働く」ということが、まずは自分の経済的自立を得て、「家にいるべきだ」という固定観念からも自由になることでもある。

なので、働くことで自分のアイデンティティを確立しているような部分がある。

だから、働く女性にとって、それをやめて、また別の世界に行く、働かない自分のアイデンティティを確立するというのは、男性よりもハードルが高く感じるのかもしれません。

男性よりも「働く」選択肢がまだまだ少ない、日本社会。

職を得て、一定の場所を確保し、それなりに長く働いた上に、「いつまで働くか」を考える、ある意味、ものすごい自己変革かも、と最近感じるところです。

深掘りしつつ、ゆっくり考えよーっと。