かえる丸の共働き生活

共働きのこれまでの振り返りと、これから。

NHKのクローズアップ現代のFIREの回を見て

こないだのNHKクローズアップ現代で、FIREについて特集していましたね。

FIRE=Financial Indipendence、Rerirement  Early(だったっけ。)の略で、経済的自立を確立して、早く退職する概念のこと。

要は、働かなくっても生きていける状態にして、早く退職する、ということですが、

ついにNHKが特集するまでに来たか、と。笑

私も「いつまで働くのかの検討」は自分の中で考えているから、

散々FIREについては本を読み、自分がそうしたいと思った時に、

自分もできるように、投資活動・勉強もしているわけですが。。。

番組を見て感じたことをいくつか。

 

1.若者のFIREと共働き子育て世帯のFIREは違うということ

これはいくつかあるけど、一つ目は子育て・教育費、子持ちゆえの自由度の問題ですね。

子持ち世帯は教育費をFIREの予算に入れた方が無難。(必須と考えるかどうかは個人次第)

子持ち世帯は、子供の生活スケジュールを維持するために、

FIREをしたからといって、頻繁に旅行するわけにはいかないケースが多い。

ノマドの子育ての面白い本もあるけれど。)

故に、長期旅行は外して、日常の中での楽しみを見つける必要がある。

 

二つ目は、若い世代と違うのは、残りの人生の時間。

若い世代はFIREをしたとして、もし退職後に本当にやりたいことが見つけられなかったら、

今後の人生の長い時間が、本当に本当に長く感じると思う。

だって、若いから。

だけど、私のような共働き子育て世代で、アラフィフになってくると、

やっぱり「人生には限りがある!」というのが、かなり切羽詰まって、実感される。

残り寿命が現実的なものとして、実感されるんですよね。

その時の寂寥感と言ったら・・・。

故に、今後、自分の好きなことをやらないと、どうするよ!!というものが、

若者とは違った形で、切羽詰まってくる。笑

これはかなりホント。

長い人生どうするよ、という悩みと、残りの短い人生どうするよ、という対極にある悩み。

故に、年代別FIREみたいなのを、特集してくれても面白いかな、と思った次第。

(まー、年取った人のFIREは、ただの定年退職じゃん、という説もあるか。。。)

 

2.自分の好きなこと・人生の目標は、FIREをする・しないにかかわらず、必要

これは、仕事以外に必要ですね。

もちろん仕事も好き、プライベートも好きという状態が理想。

だけど仕事は、「嫌なことが9割、嬉しいことが1割」

だけど、「嫌なことがあるから、嬉しいことの喜びが倍増する」と思ってやってる。

で、仕事は嫌いなわけではない。好きなほう。

この感覚は、大事だけど、嬉しいことの1割を求めて、仕事だけに没頭するわけにはいかない。

平日の夜や、休日は自分の時間、自分の好きなことや楽しめることを、仕事以外に持つ。

仕事以外の人生の目標を持つ。

だからバランスが取れている。

仕事以外の自分の目標や好きなことを持つ。

これがFIREするにしても、しないにしても、大事なことのように思いました。

 

3.経済的自由はFIREじゃなくても重要

働いていも、経済的自由は重要なわけです。

経済的自由は精神的自由につながる。

その精神的自由が、組織で働いていたとしても、

自分の信念に従った発言・忖度しすぎない態度というものに反映され、

それが「一個人」の独立性としては大事なんだと思う。

故に、FIREするにしても、しないにしても、

経済的自由は「自立」のために非常に重要。

と、思った次第です。

 

私の、いつまで働くのか、の検討はもう少し続くのだけど、

悔いのない選択をしようと思います。